整体庵 結び、松永さんの春の便り|春季の養生法①
更新日:21.02.25
2月18日から3月4日は二十四節気の第2節、雨水(うすい)。
天からの恵が雪から雨へと姿を変え、雪が溶け出すころ、と言う意味です。
雪解け水が田畑を潤し始め、春一番が吹くこの時期は、昔から農耕の準備を始める目安とされてきました。 冬の間に縮こまっていた身体も少しずつ春を迎える準備を始めたいところです。しかし、実際のこの時期は新年度や新生活を見据えて何かと気忙しくなりがちです。加えて今年はコロナ禍もあり、いつも以上に身体、特に神経系は緊張を強いられて、 目や頭、首、肩のこわ張りも抜けにくくなっています。
そんなとき、前回・前々回にご紹介した首・鎖骨のワークに加えておすすめしたいものがあります。
それは「あくび」です。
眠気を催したとき、リラックスしたときに無意識に出てくるあくび。逆に意識してあくびをすることで身体を神経系からゆるめることができます。
思いっきり大きく口を開いて、繰り返しあくびをしてみましょう。
はじめは不自然なあくびになるかもしれません。
でも繰り返すうちに自然なあくびになってきます。
自然な深いあくびをすると、横隔膜がゆるみます。
自然に大きなあくびができると、あごや首がゆるみます。
涙や鼻水が出てくると、目や頭がゆるみます。
何度も続けてあくびが出るようになったら、 出るにまかせてどんどんゆるんじゃってください。そしてゆるんだ身体で春を迎えましょう!
ちなみに、 私は毎晩寝る前に、布団の上に正座して「あくび」をしています。初めの頃は大口を開けてあくびが出てくるのを待っていましたが、 今ではゆっくりお腹に息を入れてゆくと自然に出てくるようになりました。 数回繰り返して上半身がゆるんだら、そのまま就寝。 オススメですよ。
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