日々のこと|4/19
更新日:18.04.19
本日は、スタッフの羽多野さんが担当シェフでした。
雑穀のランチとても美味しかった。もちきびはじめて食べたんすけど、これ最高ですね。もちきび植えて収穫したい!やー、雑穀ランチ最高。大江ランチを補欠にして羽多野さんのランチを増やしたい、と思ったのでした。
明日も羽多野さんのランチです。10食限定でっす。ぜひ!
〜0419 menu〜
・ふきごはん
・キヌアとひよこ豆のスープ
・もちきびポテトのペペロンチーノ
・豆腐のキッシュ
・こんにゃくのバルサミコソース炒め
・えりんぎアワビ
・れんこんのいちごソースかけ
< 4月19日|清明・虹始見 >
*追記
「が」は個人の意思をはっきりさせる態度が潔い。お昼に何が食べたいかと問われて「うどんでいいです」と答えるよりも「うどんがいいです」と答えた方が気持ちいいし、うどんに対しても失礼がない。同じことは洋服の趣味や音楽の嗜好、生活スタイルなどについても言える。
嗜好を鮮明に示す態度は「個性」という価値観とともにいつしか必要以上に尊ばれるようになった。自由とは「が」に近接している価値観かもしれない。しかしそれを認める一方で、「が」は時として執着を含み、エゴイズムを生み、不協和音を発生させることを指摘したい。結局のところ人類は「が」で走ってきて行き詰まっているのではないか。消費社会も個別文化も「が」で走ってきて世界の壁に突き当たっている。
そういう意味で、僕らは今日「で」の中に働いている「抑制」や「譲歩」、そして「一歩引いた理性」を評価すべきである。「で」は「が」よりも一歩高度な自由の形態ではないだろうか。「で」の中にはあきらめや小さな不満足が含まれるかもしれないが、「で」のレベルを上げるということは、この諦めや小さな不満足をすっきりと取り払うことである。そういう「で」の次元を想像し、明瞭で自信に満ちた「これでいい」を実現すること、それが無印良品のヴィジョンである。
(デザインのデザイン 原研哉)
無印良品をデザインする深澤直人さんの話。「で」のレベルをあげるっていうことが書かれていて、あー確かに無印良品ってそんな感じだよな、ちょうどいいってこういうことかって思った。
手づくりで高級な素材をつかって、高価な値段のものを買う。も、すごーく価値あること。けど、それを知った上で、いい素材の、いい消費になるもので、等身大の金額で買い、普段使いをする。それも、価値があることだ。
買うときに、いいもの、悪いものと「ピン or キリ」で考えちゃうけど、無理しない消費でいくんだったら「ピン から キリ」の間のどこに自分の消費があるか、それは30点なのか、70点なのか大体の採点ができるといいよなーって真面目なことを考えてました。
自分の暮らし方が、自分の身の回りの環境にどう影響があるのか、その買い物は周りの人たちにどう伝わっているのか。こういうことを伝える仕事を糧を通してやっていきたい。そのための勉強会もやりたいなー!(だれかー!手が足りないよー!くぅー