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02日々のことblog

日々のこと|意識しないことを意識する

更新日:18.06.22

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この前、山口の整体をやっている整体庵結びの松永さんから足半(あしなか)草履をいただいた。これっていうのは足の指先から土踏まずのところまでの草履で、昔々の日本人の靴の形はこういうものだったそうだ。飛脚も商人もこれを履いて仕事をしていたっていうからビックリ。カカトは、、えっと大丈夫、、なんすかね?みたいな形をしている。

googleで足半を検索してみると、整体の施術をやられている方のブログやWEBショップサイトがたくさん出てくる。いろいろな記事を読んでいて足半を進めてるのはなぜなのか?って見ていると身体のゆがみを矯正するために使う方が多いみたい。本来の足の使い方を思い出す体験が足半でできて、それが身体を整えることにつながっているんでしょうね。

普段履きの靴は足を守るための機能性が高く、逆に本来持っている足の機能を眠らせてしまいがちなのかもしれない。
いま、糧の営業時間に使ってみているんだけど、終わりがけに脱いで普通に歩くと足の指から、裏側の感覚が目覚めた感じ・・感覚がちゃんとあって、足の指の働きを感じれている・・っていうのはすごいなって思います!そうそう、で、もうひとつ感じるのは、足の冷えがとれているかも・・という感覚。使った後の夜、結構暖かいんです。もしかして、これって・・夏の冷えとりに使えるかも??なんて思っています。これは仮説なんでなんともいえないのだけども。ま、継続して使ってみます!

で、もうひとつ発見があって、今週の月曜、整体庵結びの松永さんに整体をやっていただいたのだけど、身体のコリがあちこちに散らばっていているのが分かりました。たぶん、足の使い方、姿勢、腰に負担をかける身体の使い方をしているみたい。

各場所をいじってもらいながら、身体の癖があるから、その負担を補完したりして捻れが起きたり、歪みが起きて、身体のコリにつながっているのか・・ということが理解できたんだけど、、んー、表現がむずかしい。でも身体の癖を直していくことって、きっと未病対策にもなるんだろうなって思います。養生ですね!

松永さんと話をしていて印象的だったのが
「思った以上にぼくらは自分の身体を理解するのが難しい」
という話でした。そうなんでしょうね。自分の身体を知る方法っていうのがまずわからないもんなー。でも、その方法を知って、身体を意識して、癖を正していく。そうするときっと身体が整っていくんだろうなと思います。

無意識だったところに意識をあてていくことって難しいけど、整体だとか身体のケアをしてくださる人たちに会うとそれがわかっていくんでしょうね。

<6月22日 金曜日|夏至・乃東枯>

 

◇夏至(げし)
夏至とは、一年でいちばん日が長く、夜が短くなる頃。
気温が上がり、暑さは日に日に増していきますが、
日照時間は冬に向かって少しづつ短くなっていきます。
◇乃東枯(なつかれくさかるる)
冬至の頃に芽を出した「靫草(うつぼくさ)」が枯れていく頃。
色鮮やかな夏の花が開花するという時期に、枯れていく花に思いを寄せた、
古人の優しさを感じる言葉です。
(via 暦生活:http://www.543life.com/season.html)