200811|備蓄ワークショップやるよ!
更新日:20.08.11
ちょっと前にあった江の川氾濫。
その状況を間接的に目の当たりにしました。僕は津和野にいながら、出張中の妻が被災しました。日曜日に津和野をでて、川本町で勤務している2日目早朝のタイミングでした。ステイ先の家(事務所)が床上浸水しました。
(早朝6:30)
「ちょっとやばそうだから避難する」との連絡。
ま、大丈夫だろう。津和野はたいしたことないしなーと思っていました。、
(10:00)
現地から写真が送られてくる。基礎の下まで水が届く。いつもの水位と考えると5m以上上がっている様な気がする。
(13:00)
床まで到達したという連絡。完全にのまれた・・・
今回の災害は地区ごとに浸水の仕方も様々で、川本町のその地区の場合、川の本流(江の川)の流れが強く、支流の川の水が吐き出されず、水位が凄まじい勢いで上がってきたらしいです。
この数回の連絡、その度に恐怖がありました。
そして再度、自然との付き合い方を考え直そうとおもいました。
2年前の西日本豪雨があって、被災地にも顔を出して現実を見たのに自分を守ることを何もしていなかった。
災害が頻発する昨今、そしてコロナ禍。
何もしてなかったでは済まされない状況が、あるんだと思います。
<備蓄を考える>
実は、被災1週間前に備蓄の準備をはじめていました。
今年の3月に書いた糧の記事「200310|田舎暮らしのレシピ|3.11と車の備蓄庫」で取材させていただいた樋口さんのレクチャーを受け、まずは食料品をやってみようということで益田に行ってきました。
ジュンテンドー、ゆめタウン、ゆめタウン内の100円均一ショップあの集中している場所ですね!
<備蓄をはじめてみて>
買いながら分かったのは、被災した場合にぼくらは非常に脆弱なのだということでした。生きるための道具ってどのくらい持ててるんだろう?がすごく現実的にイメージできます。
たぶん、洪水、震災などインフラに強いダメージがある災害の時には今の装備では生きていけません。そしてそれらのことは実際に被災してみる時に感じるか、誰かから教えてもらうしかないのだろうなと思います。
そして何より樋口さんらしくて面白いレクチャーだったのは、テンションが上がる備蓄を心がけるってことらしいです。
避難所に真っ青な顔で向かったとしても、備蓄しているものがちゃんと手元にあって、自分で煮炊きできて、それでいてその備蓄が美味しく食べたいモノだったら嬉しいですよね。
これって、被災地にいたことがないと分からないことだと思います。
<備蓄をかんがえる会をはじめます>
体験してみたり、考えたりする機会を樋口さんとつくろうということになりました。東日本大震災を経験した樋口さんの話を是非聞いて欲しいです。
8月の最後の週、糧でレクチャーと備蓄の買出しに行くイベントを開こうと思います。リンク、こちらなので是非ご参加くださいね◎
糧(旧畑迫病院)
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