遠くの通知ばかりに目を向けていないだろうか
更新日:23.06.21
スマホからくる通知と同じように、畑からの通知はたくさんあって、さまざまなことを伝えてくれるのだけれども、ミュートにしていることがおおくて、気づかない。
そりゃそうだ、畑からの通知は手元で鳴るわけでもなくて、自然に出向かないと気づかない。
ちゃんと足を運んで、懸命に伝えてくれる姿に耳をすまして、応えていくと、植物と一緒にその空間をつくっていけている感覚になれる。
3月から6月にかけての自然農とパーマカルチャーデザイン講座での一番の学びはそこだろうなと思う。
ちゃんと足を運び、観察すること、環境を整えること。
知らないことがあれば、学んでいって、親密になろうとすること。
これは「植物」との関係だけじゃなくて、きっと「自分」を気にかけることもそうだし、「大切にしているもの・こと」もそうなのだと思う。
こういう小さな目の前のものを大切にする方法を学びながら、感覚も少しずつ変わってきていて、遠くからの自分にとって大したこともないことの通知の音が大きすぎて最近クラクラしていた。
遠くからの通知はちょっと小さくして、大切なもののことをもっと知ろうと思っている昨今です。