未来の教科書のはなし(1)
更新日:19.09.04
未来の教科書、今回のイベントは再来週の9/16(月祝)からですね!
今回から数日間、未来の教科書を通してやりたいこと」について文章を書いていきます。
続々と申し込みもいただいてますので、是非内容を見てもらって参加いただけると嬉しいです◎
9/16(月)場づくりの教科書
http://72recipes.jp/2019/08/19/fbc0916/
9/23(月)移住者の教科書
http://72recipes.jp/2019/08/22/fbc0923/
9/29(日)学びの教科書
http://72recipes.jp/2019/08/22/fbc0929/
住みたい場所に住むって
どうしたら住みたい町に住みつづけることができるのか?
好きな町に好きな気持ちのまま居続けるために、自分はどうあればいいのか?
町全体はどういうことを取り組めばいいのか?
これは僕、大江がずっと考えている問いであって、みんなと共有したい問いです。
気持ちよく住み続けることを考えていると「町をつくる」「町を興す」という言葉をつかってしまいますが、一方的につかってしまうと、反射的に拒否感が生まれる人も多いと思います。一方で「町は行政がつくるもの」って思ってしまう方も多いのでは?
人口減少、少子高齢化社会、世界でも稀にみる20年間続く緊縮財政。様々な問題が複合的に絡み合うこの状況は、今を生きる人たちにとって経験がないもので、今までの価値観からの答えがうまく機能していないことが多いと感じています。
こんな時に行政任せっていうのは大変な気がします。行政の方は町を動かすのは仕事なのだろうけど、住んでいるみんな(もちろん行政の方も含めて)で考え、方向性を見定め、好奇心と共に祭りのようにつくっていくって、すごく楽しいことなはず。
それを実現していくためにはやっぱり『新しい問い』と『良い学び』が必要だなって思います。
大人が学び、小さなアクションを生み出す場をつくりたい
『町全体が学びの場』を掲げている津和野町は、大人と子どもの間での学びをアップデートしようとしています。子どもに投資し続けることで未来をつくっていくのは過去から見ても大事な取り組みで素晴らしいもの。
ただその学びを作る「大人の学び」の環境はどうでしょうか? 『未来の教科書』では「大人の学び」こそ最高の状態にしていく必要があると考えています。
【大人が子供よりも好奇心ある状態】を思い浮かべてください。
尊敬できる大人たちがたくさんいて、様々なプロジェクトにいきいきと取り組む大人たちがいる社会。これこそが町全体が楽しくなっていくことに、ダイレクトにつながるんじゃないか?と思っています。
『未来の教科書』では、大人の学びについて取り組み、小さいけど町を楽しくしてくれるプロジェクトが無数に生まれる未来を見ています。 社会をダイレクトに変えられる可能性のある大人が、様々なジャンルの問題を見つめ、より早く・より楽しくプロジェクトに取り組めるような環境をつくりたい。「誰かがなんとかしてくれる未来」ではなく「自分の好奇心・ワクワクに正直に行動していたら勝手に面白くなっていた未来」を。
そのためには、それについて共感してもらえる人たちを募っています。 まず9月、僕らははじめての学びの場を開きます。 言うならば実験です。これを最初のステップにして、これからの新しい学びの場をみなさんと一緒につくっていきたいと思っています。