Mailmag column0106|暦をふたつ、たずさえて。
更新日:22.01.06
『天地明察』を amazon prime で見ました。よかった。10年ぶりくらいかな、結構前ぶりで、あまり覚えてなかった分いろいろ新鮮に見ることができました。
先日、地球暦をつくっているデザイナの開知さんのブログに『太陽がもっとも近づくとき… 近日点について 1月4日』もあったんだけど、1/4は太陽がこの1年最も近い日だったらしい。そのブログでの天地明察の紹介があったんだけど、映画では暦づくりが軸になってストーリーが展開しているのだけど、近日点についてもそうだし、暦と権力の話も面白かった。やーいい映画だし、よかったら見て欲しいですね。天体って、暦ってすごい。
話は変わって、ぼくの暦についての捉え方の話。
ちょっと前まで、日本の暦をちゃんと持たなきゃっていう気になって、アンチ・グレゴリオ暦活動をしていたつもりだったのだけど、この年末年始、ビバ・グレゴリオ暦となったのでした。
グレゴリオ暦は、世界各国で採用されてるところも多く、いってしまえばグローバル暦。この暦を元に、年末年始を祝ったりしてる。これって世界がつながる一つの道具として持ってるとハッピーなのだよなと思った。
このグレゴリオ暦の年末年始にあやかって、しーっかりとお休みをさせていただきました。たくさん寝たし、たくさん本を読めた、ご飯もいっぱい食べれて最高でした。
ただやっぱり僕ら自身がもっている(いた)暦は、ちゃんと使っていかなきゃと思います。だってグレゴリオ暦の「数字」にはそこまで僕らの生活と直結しているものは少ないですしね。
現在の暦はまだ「師走、四日」
師走新月から四日すぎたわけです。
メルマガ冒頭に書いたように、師走にもいろいろな意味が込められていたり、いろいろな呼び方があります。「春待月」「限月」「三冬月」「雪月」「臘月」「極月」。
季節をとらえる感性や、言葉を編む美しさを僕らが受け継いできた暦から感じ取り、そこでの自然との関わりや、手しごとを学び、関わりをつづけていきたいと思います。
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