Mailmag column0715|「たね」がある暮らし。
更新日:22.07.15
あたらしくて、懐かしい。循環の話。今回は「タネ」。この動画は愛知アーバンパーマカルチャーの活動のひとつで、タネの交換会や、シードシェアリングの話をしてる。
ぼくも今年の3月に飛騨高山の友人、井関くんからトマトのタネをいろいろな種類いただいて、苗をたくさん作った。今は畑に定植されて、ぐんぐん育って行っている。新しい土地を耕したからちょっと病気になってしまって抜かなければならなかったりしたけど、順調に育っていってる姿を見るのはとても嬉しい。
動画で語ってる方が話していたように、
「〇〇さんが種取りをしたタネを育ててる」
「〇〇さんのタネから育った野菜、美味しい!」
「〇〇さんのタネから育った野菜から、タネがとれた!うれしい!」
というように、誰かからもらったタネというのは、すごく思い入れ深いものになるんだなぁと実感してる。
この前は、お客さんが種とりをして、糧にお持ちくださったりしました。
「白小豆」は持って行ってくださったもので、グリーンピースは新たな仲間入り。
これはとても嬉しかったなー!
植物を育てるっていうのは人の気持ちを穏やかにしたり、元気にしてくれたり、優しくしてくれたりします。そして、タネを採り始めると、より気持ちが安定する。なんでなんだろう。色々あると思うけど、きっと生きていく上できっとすごく大事な関わり合いや自然との繋がりを取り戻せる感覚があるからなんだろうと思う。
最近は衝撃的な事件もあって、落ち込んでいる人も多いかもと思います。むりして起き上がる必要はないけど、できれば膨大な情報から離れてみてください。それと共に、できれば自分自身の安定と優しさを取り戻せるような場所にいってみてください。ぼくにとってはたくさんの命がある畑。そこで育てている命と循環に目を向けて、気持ちを整えようと思います。
そうそう。そろそろ、秋から冬にかけての種の準備がはじまります。家庭菜園、はじめたい人は、すこしずつカタログとか見始めるといいかもです。タネを循環させたいのであれば、「F1種」でなく「固定種」を選ぶと、タネとりもしやすいと思いますよ◎
「種屋」さん紹介。
『野口種苗』https://noguchiseed.com/hanbai/
野口種苗のWEB SHOPは比較的買いやすいな〜という印象があります。いろいろな固定種の種があるので、迷っちゃうけどね。最近は、固定種の種を買い求める人が多くなったみたいで、売り切れてるものも多いかも。
『タネの森』http://www.tanenomori.org/
タネの森は、津和野の「俵種苗店」でも販売されてるので、俵さんのところにいくといろいろ教えてもらえるかも。日本の野菜だけじゃなくて、海外の珍しい野菜や花もあるので、選ぶのが楽しい。カタログがインターネットで見れるので、見ながら発注してみてね!
『光郷城 -畑懐-(浜名農園)』https://kougousei-hafuu.jimdofree.com/
畑懐は、カタログが可愛いし、味があるので自宅用はここで買うことが多いです。
まだ秋冬のカタログが出てないので、7月8月の種は別で買おうかなぁと悩み中。