整体庵 結び、松永さんの冬の便り|冬季の養生法
更新日:21.01.17
初めまして。 整体師の松永敏行と申します。
私は現在、山口市内で「整体庵 結び」という整体院を営んでおり、 また月に一度、糧において出張施術をさせていただいております。 そのご縁からこの度、糧メルマガでコラムを書かせていただくことになりました。手軽にできる身体の整え方やエクササイズ、食事や睡眠などの生活習慣に取り入れたい工夫など、「からだ」にまつわるお話をお届けしたいと思っております。 どうぞ、よろしくお願いいたします。
早速ですが、 一回目となる今回は、冬に気をつけたい「首」のお話です。
首をすくめる
首をかしげる
首をふる
ネガティブな感情が起こると、一瞬でこわばるのが首です。
逆に、首をすぼませ、こわばらせたままでいると ネガティブな感情が起こりやすくなってくる、とも言えます。 とは言え、冬のこの時期、どうしても身体は縮こまってしまいがちです。 知らず知らずのうちに肩が上がり、首はすぼまってしまいます。
寒さに縮こまっている自分に気が付いたら、 上がっている肩をゆっくり下ろして、 すぼまった首をゆるめてあげてください。 そして時間がある時には首のストレッチを。 要領は下記の通りです。
ステップ1
まず、正座(正座がきつい時はあぐら)で座ります。 背骨を立てて、息を吐きながら首を前にゆっくり傾けます。 頭の重みで首の後ろ側が伸びるのを感じてください。 ゆっくり息を吸いながら元に戻したら、次は後ろに傾けます。 息を吐きながら、喉の前側の伸びを感じましょう。 戻る時は吸う息でゆっくりと。
ステップ2
その次は左側へ。 左耳が肩に近づいていくように、首の右側が伸びていくように、 頭の重さを左に預けます。 この時両肩は動かない様に注意してください。 吐く息で下げて、戻る時は息を吸いながらです。 右側も同様に行いましょう。
ステップ3
最後に回転。 下向きからスタートし、心の中でゆっくり10数えながら、 吸う息で大きく上に回していきます。 下りる時は息を吐きながら、次の10で戻ります。 同様に逆回転も行います。
1月20日から2月2日は二十四節気の第24節、大寒。
一年の中で最も寒い時期を迎えます。 マフラーなどで首を冷やさぬ様に守りながら、 意識的に肩を下げて、首や肩・腕の力を抜くように心がけてください。そして時々ストレッチ! 寒さに負けぬ気持ちのいい身体で、冬を乗り切りましょう!
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