整体庵 結び、松永さんの春の便り|春季の養生法③
更新日:21.04.01
正座で沈む
こんにちは、整体師の松永です。
4月4日から4月19日は二十四節気の第5節、清明(せいめい)。
「清らかでけがれがなく、また、明白で疑いの余地のない」という意味の 「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」を略したものです。
空は澄み渡り、陽が明るく照らすことで、万物がはっきりと鮮やかに見える頃を表しています。春爛漫のこの時期、骨盤が開いて身体が緩んでくると気持ちも軽くなり、気が上へと上がりがち。特に今年はコロナ禍のストレスもあり、いつも以上に上気しがちな状態になっています。下半身を満たし安定させることで、上半身から無駄な力みが抜けて軽やかになる状態を「上虚下実」と言います。上気しがちなこの時期、心身の安定のために、この上虚下実がとても大切になってきます。
そこで今回は、日本人に馴染みの深い「正座」を用いて上虚下実にアプローチしてみましょう。
下のリンクのブログで正座のワークを紹介していますのでご参照ください。
正座が出来たら、下半身の安定感・充実感に意識を向けてみてください。背筋が自然にすっと伸びて肩の力がふっと抜けたり、息がおなかの方まですぅ〜っと入ってくるような感じが出てくるかもしれません。この状態が「上虚下実」です。
こんな感覚にひたりつつ、ひとり静かに、ただ座る。
そんな風に自分と向き合う時間をもってみてください。
リンク: https://seitaianmusubi.wixsite.com/musubi/post/正座で沈む
(ワークには動画もついてますっ!是非ごらんくださいませー!糧 店主大江)