200310|田舎暮らしのレシピ|3.11と車の備蓄庫
更新日:20.03.10
3月11日。震災から9年。東日本大震災のことなのだけど、明日がその日。
糧スタッフにも被災したメンバーがいて、時折その時の話を聞かせてもらっています。明日は、静かに過ごしたいなって思われる人もいるんじゃないかと思います。
コロナウイルスでザワザワしているけれども、どこかのタイミングで心を静かにして、思いを馳せる時間をつくりたいと思います。
先週の日曜は、スタッフがふみちゃんだったので、その時の話を聞かせてもらいました。彼女の経験ではインフラが元どおりになるまで相当の時間がかかるとのこと。その時の経験からちょっとずつ備蓄というものを考えはじめて、行き着いたのが現在の車の中身だとか。
その中身が思った以上で驚いたので写真に撮らせていただき、このblogで公開。参考にされたい方は是非◎明日3/11(水)はふみちゃんのアクセスバーズが草の庭でもありますので、興味ある方はイベントページからどうぞ。
東日本大震災の後の災害をまとめてあるページがあったけど、日本は災害大国だったすね。ということに気付きます。島根は災害が少ないけれど、備えあれば憂いなしってやつです。
<3月10日 火曜日>
こんな感じで、詰め込まれてました。車はミラ・ジーノ(ちっちゃくて可愛い車)
1.6m×1.6mのスペースにこのくらいのものが入ってます。
アウトドアグッズ
まずは、アウトドアグッズ。ちなみにどの写真にもカゴや袋が入ってるけど、そこに収納されてます。下の敷物は右がポンチョ。左がリバーシブルの敷物。
彼女は農作業もやるので、日常的に使うのが左。右側がいざという時グッズ。カッパ・暖かそうな上着・長靴・雨でも大丈夫なシューズ。
食材系。
避難用に売ってる乾パンとかだとテンションが上がらないので、日々使いまわせるように備蓄個的に収納してます。友だちとピクニック気分で食べれるようなチョイスになってるそうです。これだけあれば、結構生き延びれそうな気がした・・
ボックスの左下には飯盒炊飯できるグッズ。お皿・コップ・カトラリーなども。青いボックスは100円均一で購入して調味料が入ってる。
ちなみに左上のカゴに全部入る・・・すごい
これは右上のボックスに。
左が着替えっすね。モンペやらパジャマになるような柔らかめな着替え。靴下。右が衛生用品。
こちらは右上のカゴに入っていたもの。
水関係は結構大事。
右の黒ポーチには携帯食。真ん中の黒ポーチには除菌とかのグッズ。ポイズンリムーバもあった。あ、マスクもw
左はラジオ、水、小銭。なるほど、なるほど。
こちらは右のカゴに。
右のポンチョの上にあるのはお風呂グッズ。左の敷物には、保冷バック・袋・固形燃料・網・ハサミ、チャッカマン。あとまな板。
布系。
こちらは編み込んだカゴに入っていました。暖かそうな布3つ。他には、寝袋、座布団。椅子。
右下の座布団は広げると敷きマットにもなるのだとかー!
で、最後に。
雨具。ソーラーバッテリー・充電ケーブル。時計。あと雑貨類など
ひとまず、こんな感じで途中から感覚が壊れて、これが普通なのかな?ってリアクションが薄くなってしまった・・。やーすごい人が糧にもいたものです。
ふみちゃんにこの記事用にコメントをいただきました。
車を「おうちと外の間・備蓄庫・被災時のセカンドルーム」という想定を踏まえた備えづくりをしています。 被災時には、ライフラインの断絶や買い物が出来ない状況、避難所での生活など、必要なものが手に入らない・選べないということは多々あります。 自分は何があると困らないか、心が潤うか。 イメージを膨らませてみてくださいね。 参考になるものがあれば、嬉しいかぎりです。
ちなみに当記事の2枚目に出ていた安ちゃんは車には珈琲を淹れるグッズが・・
すごい・・なんなの糧メンバー・・
ということで、車は自分の身を守るための備蓄庫になるのかもなーということを思い、見直してみようかなと思いました。。。が、僕の車は工具がいっぱいで乗せられないことに気づいたのでした。嫁の車に備蓄しよう
<3月10日 火曜日>
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<今日の和暦>
■如月十六日(満月)
■啓蟄
■第八候:桃の花ほころぶ
糧のレジ脇にて和暦の手帳販売してます。
身体的に暦を取り入れたい方は「和暦日々是良日」をどうぞ。